「カフェ」をイメージした診察室は「診療の透明化」を具現化したいと思いました。
動物病院の前を通りかかれば、外からも見えるように作られている。
どんな人がどうやって診療しているのか?外からちょっとのぞけばわかるようにしています。
その他にも動物病院で問題になっている一つに床が滑りやすくて動物が立てないというのがあります。
待合の床は温泉施設で脱衣所の床に使っているような素材を使っています。
これは防水で、しかも滑らないようにできています。そのかわり奥の部屋は機能的に仕事ができるようデザインしています。
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床はすべらない素材です。
カフェを意識した家具を用意
院内掲示物もご覧ください。
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診察室に設置されたiMacの大画面でレントゲン画像をご覧いただけます。
iMacは検査室の顕微鏡ともつながっていますので細胞診の画像もリアルタイムで確認しながらご説明いたします。その他、血液検査での異常な細胞、尿検査での結晶、便検査での細菌の動き、皮膚・被毛検査での外部寄生虫、耳垢検査でのマラセチアの確認など実際に画面で確認いただきながら治療に進むことが可能です。
高性能超音波画像診断装置と合わせてより立体的な内部構造を確認できます。
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トリミングルーム
目回り等細かいカットもお任せください。
シャンプー台も完備
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レントゲン検査室
撮影されたレントゲン画像はすぐに画面に映し出され、画像はLANを介して診察室のiMacに送られます。レントゲン画像は見たい部分を拡大したり、過去の画像と比較したりすることが可能です。
血液検査コーナー
院内で完全血球計算、血液化学検査、電解質測定を行うことが可能です。
追加項目としてリパーゼと犬CRPを測定することで、犬の急性膵炎も院内で迅速に診断することが可能になりました。
血液凝固系検査
悪性腫瘍(血管肉腫、乳腺腫瘍ほか)や非腫瘍性疾患(子宮蓄膿症、急性膵炎ほか)、抗がん剤投与中、感染症、熱中症などでは高率にDIC(播種性血管内凝固症候群)が起こります。進行すると多臓器不全に陥り死に至ります。早期発見、早期治療が必要です。
ICU
呼吸器疾患、熱中症、心臓病などの重症症例を管理するICUを備えています。手術後の回復期にも使用します。
入院室
空調設備の完備した入院室。お預かりにも対応しています。
新世代半導体レーザー
手術でのレーザーを使った切開では出血が少なく、痛みも少ないのが特徴です。先端のプローブを変えることでさまざまな用途に使用できます。局所麻酔でのイボ蒸散。椎間板ヘルニアなどの疼痛緩和と治癒促進。創傷の治癒促進。歯周ポケット内照射による歯周病治療。がんの光線温熱化学療法。