ロデムの部屋 ~これニャんだろう?~

2023年3月 7日 火曜日

病院帰りに立ち寄りたいお店 「笑う門には福来たる」

最近、病院並びの空き店舗が埋まり、賑わってきました。

今日は居酒屋「笑う門には福来たる」さんをご紹介します。
さっそく店頭にて販売しているわらび餅を買ってきました。

たっぷりキナコの中のぷるぷるのわらび餅は時間が経っても硬くなりません。
余ったキナコはお餅に絡めたりして再利用しました。

奥は居酒屋スペースになっていて、昼間はランチもやっているので今度利用しようと思います。
お総菜も販売していますので病院に来た帰りに立ち寄ってみるのも楽しみですね。
店内にはペットは入れませんのでご注意ください。

投稿者 レオどうぶつ病院 | 記事URL

2021年6月23日 水曜日

間もなく16歳になるロデムの健診をしました

久しぶりの更新となるロデムブログ。当院開院時には子猫だったロデムも間もなく16歳。
階段を上るの姿はゆっくりだったり、色々と老齢変化も見えますが、元気にしています。

新しい爪研ぎをプレゼントすると、ガリガリしてやる気がみなぎる感じです。
おそらく腎機能も落ちているだろうと水分補給を心がけています。
食事はもっぱらドライフードだけでしたが、最近は朝晩ウェットフードも与えています。

食事の前やには「早くくれ」と大きな声で鳴きます。
食事の後には、嬉しくて(?)走ったり。
夜遅くにも走ったり鳴いたり...。
もしかして高齢猫に多い「甲状腺機能亢進症」?
久しぶりに血液検査を行いました。

結果は、意外と健康でした。

腎臓のパネルは早期の変化を捉えるSDMAも含めて正常値。
→水分補給を心がけている成果か?
甲状腺ホルモン(T4)  値も正常。
→大声で鳴いているのは元気なだけ?
その他、心筋症など分かりにくい猫の心臓病の検査としてNTproBNPを追加しました。
こちらは高値を示していましたが、ロデムは投薬は難しい猫なので、経過観察としました。

投稿者 レオどうぶつ病院 | 記事URL

2020年12月24日 木曜日

冬場の水分補給にミックスフィーディングを試してみた

暑かった夏にはたくさん水を飲んでいたのに、寒くなると飲水量が少なくなります。
飲水量が減り尿が濃くなると、おしっこに結晶が出来やすくなったりして膀胱炎や尿石症のリスクが上がります。
また、高齢猫では脱水により腎臓病のリスクも上がります。
ロイヤルカナンでは冬場の水分補給にミックスフィーディングを推奨しています。
ミックスフィーディングとはドライフードとウェットフードを併用して与える食事法です。
早速ロデムも試してみました。

ひょっこり。
15歳になったロデムは腎機能の低下から日頃から良く水を飲み、たくさんおしっこもします。
誰かが洗面台の前に立つと、ひょっこり現れて水道の蛇口から流水を飲みたがります。
チョロチョロと水を出してやり、時間をかけて水を飲んでいます。
普段の食事はドライフードがメインですが、ウェットフードも時々食べます。
とろみの付いた缶詰が好みですが味にうるさく、食べない缶詰もあります。
また、ドライフードとウェットフードを混ぜ合わせるとどちらも食べなくなってしまいます。
そこで、ドライとウェットは別皿に入れるようにしています。

今回試したウェットフードはロイヤルカナンの尿石症対応療法食「ユリナリーS/Oエイジング7+CLT」のパウチです。
とろみのついた角切りのお肉のような形状。
食いつきは良かったのですが、予想通り、とろみだけ舐めて固形部分はそのまま残りました。

水分補給の部分では目標達成かもしれませんが、あまりにももったいないので発売元の共立製薬の方に相談してアドバイスをいただきました。
パウチを袋の外から揉みしだき、固形フードをつぶしてとろみと絡めます。

全体が流動食のようになると、残さず食べてくれました。


投稿者 レオどうぶつ病院 | 記事URL

2019年2月22日 金曜日

ネコ用歯みがきガム グリニーズ入荷しました

ネコちゃんの歯みがきは難しいですよね。
猫用の歯みがきガム「グリニーズ」が入荷しました。

これはロデムも大好き。
おやつやご褒美としても使えます。

「グリルチキン・西洋マタタビ風味」
「チキン味&サーモン味」
「フィッシュ味&ツナ味」
今回は3つの味をご用意しています。

投稿者 レオどうぶつ病院 | 記事URL

2018年12月24日 月曜日

食事療法で改善した猫の慢性嘔吐・下痢             猫用アミノペプチドフォーミュラ


5歳齢、スコティッシュフォールドの男の子。幼猫時より吐くことが多く、胃薬の服用で抑えていたそうです。

1-2ヶ月前より夜間や空腹時に吐いて、1年前に4.7kgだった体重が3.7kgに減ったと来院しました。
食事は市販のプレミアムフード(ドライがメインで時々ウェット)を一日6回ぐらいに分割して与えています。
食欲はありますが断続的に嘔吐が続いています。下痢をすることも多いようです。
眼の周りが赤く、目やにが出やすいようです。鼻炎の症状はありません。
腹部の触診では、腸管にしこりの形成などは認めませんが、ガスの貯留があるようでした。

慢性腸症を疑い、食事をアレルギーフードに変更して除去食試験を行うことにしました。
反応が悪い場合はステロイド剤の使用なども予定しました。
フードはロイヤルカナンの療法食、猫用アミノペプチドフォーミュラを使用しました。

帰宅後、療法食を与えると半分しか食べずに、白い塊を吐いて朝まで気持ち悪そうな感じがあり、翌日吐き気止めとステロイドの注射をして、吐き気止めと胃薬の内服薬を処方しました。
吐き気は治まり、食欲も出て調子が良くなってきたため、食事療法を継続することにしました。

その後は食事療法が劇的に効果を現し、長期間続いていた嘔吐もなくなり、下痢をすることもなくなりました。
フードを変更してから目やにの量も減りました。


同居猫が缶詰を食べるのを見て、自分も欲しがるとのこと。
アレルギー用のウェットフードをいくつか試すと、ひとつは吐いたものの、もう一つは平気でした。

今日もアミノペプチドフォーミュラを買いに来院。
体重は4kgに増え、嘔吐や下痢もなく元気です。

投稿者 レオどうぶつ病院 | 記事URL

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