レオどうぶつ病院 診療日記

2021年6月25日 金曜日

最新式眼圧計トノベットPlusを使った眼圧測定

この度、最新式の動物用眼圧計「トノベットPlus」を導入しました。
麻酔の必要もなく、短時間で眼圧が測定できます。
ペットの健康診断に眼圧測定をオプションで追加できます。

緑内障では眼圧が異常に高くなります。眼圧が高い状態が続くと失明する可能性もありますので素早い対応が必要となります。
重度の異常を認めた場合には、動物眼科専門診療のご紹介も可能です。

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2021年6月 5日 土曜日

フリースタイルリブレを使用した犬猫のハイテクな糖尿病管理

糖尿病の動物を飼い主さんが毎日インスリン注射をしてコントロールするのは大変なご苦労かと思います。

初めはおっかなびっくりだった注射も慣れてくる頃には、糖尿病の動物も元気になってくることでしょう。
しかし、インスリンの投与量を決定するまでに苦労することもあります。
入院してインスリン注射後の血糖値の推移を測定し、血糖値曲線を出します。

その結果により注射の何時間後に最低血糖値になるのか、下がりすぎて低血糖にならないか、次の注射のタイミングは何時間後が良いかなどを検討するのです。そのためには何回か入院して、その日は何度も採血する必要があります。猫では入院や採血のストレスで高血糖になることもあります。
また、ご自宅では尿糖試験紙を使って毎日の尿糖やケトン体を試験紙の色の変化でチェックします。ただし、血糖値ほど正確に現在の状態を反映してはいないので、尿のチェックだけでインスリン量の決定も難しいのです。

今回、フリースタイルリブレというハイテクな機器を使用した糖尿病の管理をご紹介します。
動物の体に3cmぐらいのセンサーを取り付けると、センサーに読み取り機を近づけるだけで、採血なしに何度でも血糖値が測れるのです。
インスリン治療開始時の安定しない時期に、患者動物が家にいながらコントロールが可能になるのです。


マロンちゃんは糖尿病にクッシング症候群や膵炎が併発していたため、大学病院にもお世話になりながら治療しました。
インスリンの種類を変更することとなり、2回目のリブレセンサーを当院で装着しました。

取り付け部位を剃毛します。
高価なセンサーが剥がれてしまうともったいないので、医療用のノリスプレーを付けています。

取り付けに麻酔の必要はありません。
センサーには毛のような柔らかい針が付いていて、そこから毎回測定しているようです。
表面をドレッシングフィルムで保護しました。

設置後、しばらくして読み取り機をセンサーにかざすと血糖値が何度でも測れるようになります。
専用のリーダーの他にも、自分のスマホにアプリを入れれば読み取り機として使えるようです。

何回か測定したデータをパソコンに取り込むと血糖値曲線を出したり集計できます。

データの解析より最適な投与量とタイミングを検討しました。
血糖値が安定してきたことで、痩せてしまった体重が戻り、筋力も戻ってきました。

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2021年1月29日 金曜日

学校飼育動物の訪問指導に行って来ました

1月12日、横浜市立元石川小学校へ学校飼育動物の訪問指導に行って来ました。緊急事態宣言下ではありましたが、子供達は楽しみに待っていてくれたようです。ここには、10歳を越えた老うさぎが一羽飼育されていましたので、うさぎの飼育管理を中心にスライドを見ながらお話しさせていただきました。本日、飼育委員の子供達からのお礼状が届きました。待合室に展示いたします。

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2020年8月 1日 土曜日

最新のエコー装置を導入しました

近年の医療用画像診断装置の進化には目を見張るものがあります。超音波画像診断装置、いわゆるエコー装置の最新機種を導入しました。開院して間もない頃に導入した当時の最新機種も(まだ使えますが)、十数年が経ちリニューアルをいたしました。装置自体のグレードは同レベルでも臓器の見え方は格段に上がり、今まで見えなかったものが見えるようになった印象です。

大学病院等の2次診療施設などでは麻酔下でのCTやMRIといった断層撮影の技術で、細かい部分まで立体的に観察することができるようになりました。一般の診療所でもレントゲン検査とエコー検査を組合わせることで、全身麻酔をかける必要なく臓器の内部構造をイメージすることが可能となります。
健康診断にも血液検査だけでなく、画像診断を組み入れることが病気の早期発見に有効です。

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2020年7月 4日 土曜日

ペットとのドライブでは熱中症に注意

13歳のラブラドール・レトリーバーが呼吸促迫で緊急来院しました。よだれを垂らしながら舌を出して激しく呼吸し、舌の色も悪くチアノーゼを起こしています。体温を測ると41.7℃。早く冷却しないと危険な高熱です。
約1時間半のドライブ中に呼吸が荒くなってきたとのこと。車内はエアコンを付けていましたが、熱中症が疑われます。

直ぐに呼吸症状改善の注射と点滴を開始し、体をぬらしながら直腸内を冷水で洗腸しました。直腸に注入した冷水は直ぐにお湯になって出て来ます。肛門から出てくる水が冷たくなるまで、何度も冷却を繰り返しました。
その後、しばらく酸素を吸入しながら過ごしました。呼吸は落ち着いて、体温は平熱に戻り、夕方には退院できました。幸い高熱による、脳への障害も起こらなかったようです。
これから暑い日が続きます。熱中症にご注意ください。

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