レオどうぶつ病院 診療日記

2022年11月15日 火曜日

犬の心臓病に使える排塩サプリ「ソルトールワン」を試してみた


高齢の小型犬に多い弁膜症。
心臓病になったら塩分を抑えた心臓病用療法食が良いよと言うけれど、なかなか療法食は食べてくれなかったり、他のフードを続けなければならない事があります。
そんな時、いま食べているフードにプラスする事で、塩分だけ排出してくれるサプリができました。
「ソルトールワン」
美味しいようで、薬の投薬にも使えそうです。

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2022年2月18日 金曜日

鴨志田中学校の職場体験をzoomで行いました

1月19日に地元、鴨志田中学校の職場体験実習がありました。今回はコロナウイルスの影響でzoomによるWeb開催となりました。

事前資料を作成すると、当日は生徒たちから沢山の質問をいただき、お互い有意義な時間を過ごせました。

実際に働く人たちの話を聞きながら、自分たちが将来働く姿を想像しているようでした。

後日、参加した生徒たちからお礼の手紙をいただきました。
みんな字が上手でびっくり。
今は興味を持ったことを何でも頑張って、好きなことが将来の仕事に結び付いていくと良いですね。

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2022年1月25日 火曜日

子犬のチェリーアイ整復手術 瞬膜腺脱出

6ヵ月齢の雑種犬(シーズー×マルチーズ)の男の子。昨夜より右眼が赤いと来院しました。

診察の結果、右瞬膜腺の脱出(チェリーアイ)と診断しました。
点眼薬には反応せず、徐々に大きく目立ってきました。
間もなく予定している去勢手術と同時にチェリーアイ整復術を行うこととしました。

8ヵ月齢時の手術当日、麻酔下で確認すると瞬膜腺が反転して脱出していることが確認できました。
瞬膜腺も涙の分泌をしているため、切除してしまうとドライアイになります。
手術は反転した瞬膜腺を正常な位置に固定する術式です。


写真は手術直後の様子です。瞬膜腺の反転は改善していますが、腫れているのが分かります。

術後1か月の再診時には瞬膜腺は奥に治まっていました。

チェリーアイの手術は再発率が高く、整復しても正常な瞬膜腺と比べると将来的にドライアイになるリスクが高いと言われています。
今後も経過観察が必要です。

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2021年6月25日 金曜日

最新式眼圧計トノベットPlusを使った眼圧測定

この度、最新式の動物用眼圧計「トノベットPlus」を導入しました。
麻酔の必要もなく、短時間で眼圧が測定できます。
ペットの健康診断に眼圧測定をオプションで追加できます。

緑内障では眼圧が異常に高くなります。眼圧が高い状態が続くと失明する可能性もありますので素早い対応が必要となります。
重度の異常を認めた場合には、動物眼科専門診療のご紹介も可能です。

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2021年6月 5日 土曜日

フリースタイルリブレを使用した犬猫のハイテクな糖尿病管理

糖尿病の動物を飼い主さんが毎日インスリン注射をしてコントロールするのは大変なご苦労かと思います。

初めはおっかなびっくりだった注射も慣れてくる頃には、糖尿病の動物も元気になってくることでしょう。
しかし、インスリンの投与量を決定するまでに苦労することもあります。
入院してインスリン注射後の血糖値の推移を測定し、血糖値曲線を出します。

その結果により注射の何時間後に最低血糖値になるのか、下がりすぎて低血糖にならないか、次の注射のタイミングは何時間後が良いかなどを検討するのです。そのためには何回か入院して、その日は何度も採血する必要があります。猫では入院や採血のストレスで高血糖になることもあります。
また、ご自宅では尿糖試験紙を使って毎日の尿糖やケトン体を試験紙の色の変化でチェックします。ただし、血糖値ほど正確に現在の状態を反映してはいないので、尿のチェックだけでインスリン量の決定も難しいのです。

今回、フリースタイルリブレというハイテクな機器を使用した糖尿病の管理をご紹介します。
動物の体に3cmぐらいのセンサーを取り付けると、センサーに読み取り機を近づけるだけで、採血なしに何度でも血糖値が測れるのです。
インスリン治療開始時の安定しない時期に、患者動物が家にいながらコントロールが可能になるのです。


マロンちゃんは糖尿病にクッシング症候群や膵炎が併発していたため、大学病院にもお世話になりながら治療しました。
インスリンの種類を変更することとなり、2回目のリブレセンサーを当院で装着しました。

取り付け部位を剃毛します。
高価なセンサーが剥がれてしまうともったいないので、医療用のノリスプレーを付けています。

取り付けに麻酔の必要はありません。
センサーには毛のような柔らかい針が付いていて、そこから毎回測定しているようです。
表面をドレッシングフィルムで保護しました。

設置後、しばらくして読み取り機をセンサーにかざすと血糖値が何度でも測れるようになります。
専用のリーダーの他にも、自分のスマホにアプリを入れれば読み取り機として使えるようです。

何回か測定したデータをパソコンに取り込むと血糖値曲線を出したり集計できます。

データの解析より最適な投与量とタイミングを検討しました。
血糖値が安定してきたことで、痩せてしまった体重が戻り、筋力も戻ってきました。

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