レオどうぶつ病院 診療日記

2018年4月15日 日曜日

犬のアトピー性皮膚炎による慢性的な痒みのストレスから解放   アポキル錠 レオどうぶつ病院 青葉区 たちばな台 桜台


7歳齢チワワの男の子。
2歳を過ぎた頃より、皮膚の痒みによる舐め取りが始まりました。

病変部皮膚のスタンプ検査ではマラセチアや細菌、炎症細胞が認められ、抗真菌剤の内服とご自宅での薬浴を開始しました。
治療により一時改善を認めましたが、その後も夏場を中心に、年々悪化していき、アトピー性皮膚炎を疑いました。

7歳時に痒みに対する治療としてアポキル錠の内服療法を開始しました。
痒みに応じて重度の部位にはコルタバンススプレーを併用しました。

治療により痒みは劇的に軽減し、発毛が認められました。
本人も痒みのストレスから解放され生活の質を上げることができました。
以下の写真は、治療前と治療後の比較です。



犬のアトピー性皮膚炎は痒みを許容できる範囲まで抑えて、痒みとうまく共存していくのが治療のコツです。

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2018年4月13日 金曜日

トリミングに来たチワワくんの頭にマダニ寄生 レオどうぶつ病院 青葉区 鴨志田町 寺家町 奈良町 恩田町


今年はマダニの寄生が多い印象です。
トリミングに来院したチワワ君の頭にマダニが寄生していました。

慎重に除去するとマダニは皮膚に食い付いていて、これから吸血する直前だったようです。

トリミング後に飼い主さんに報告してびっくり。
よく草むらに顔を突っ込むそうです。
室内飼育の超小型犬でもお散歩に出る子は要注意です。
今回はスポットタイプのお薬で駆除します。

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2018年4月12日 木曜日

犬や猫の避妊・去勢など、手術前の絶食はどのくらい必要?    レオどうぶつ病院 青葉区 たちばな台 桂台 桜台 松風台


犬や猫の不妊・去勢手術や歯のスケーリング等の際には全身麻酔が必要となります。
麻酔中に嘔吐すると誤嚥性肺炎の原因となるために、麻酔前には半日ほどの絶食が必要とされてきました。
しかし、長時間の絶食により体調を崩す動物や、幼弱な動物などは低血糖を起こす可能性もあります。
術後に食欲が戻らずに翌朝まで食べずにいると24時間以上食べないことになり、術後の回復にも影響が出てしまいます。

最新の報告では術前3時間前(猫では4時間前)までに液体状の高栄養食を与えることにより、手術時には胃から排出されることがわかりました。

手術当日は3時間前(猫では4時間前)までにリキッドタイプの療法食を与えます。
おいしいようで、喜んで飲む子が多いようです。
お皿に出してからレンジで少し温めると風味が増します。

付属のキャップに付け替えるとシリンジを差し込んで吸い出すことができます。
自分から飲まない場合にはシリンジ給与を試してみましょう。

口の横からシリンジで注入するとおいしそうに飲んでくれます。
ペロペロする舌の動きに合わせて少量ずつ与えるのがコツです。

開封後は冷蔵庫で保存し、術後に残りを与えると良いでしょう。
手術時にはリキッドタイプの高栄養食をオプションで準備しております。ご希望をお聞かせください。

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2018年4月11日 水曜日

狂犬病予防集合注射に行ってきました              レオどうぶつ病院 青葉区 若草台 たちばな台 鴨志田町


昨日は泉区へ出張。
本日は青葉区総合庁舎前で注射を行いました。
途中、雨もパラつく強風の中、100頭以上の犬が集まり、無事終了しました。
pic20180411184151_1.jpg
明日は集合注射準備のため17時半より院長不在となります。
今月はご不便をおかけしますが、ご了承願います。

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2018年4月 5日 木曜日

愛犬の耳が腫れた 耳血腫        レオどうぶつ病院   青葉区 麻生区 緑区 


グルーミングに来院したゴールデンレトリバーの男の子。
診察時に左耳の耳介の腫れに気づきました。
耳介は8cmぐらいの範囲で厚みが2cmぐらいに腫脹していました。
波動感があり、液体が貯まっていそうです。
耳血腫を疑い吸引処置を行いました。


耳介は外側の皮膚と内側の皮膚の間に耳介軟骨挟まった構造で、ぶつけたり引っ掻いたりする外的刺激により内出血をして血液が貯留することがあります。外耳炎などがある場合にはその治療をして耳の痒みを取ることが必要です。

約15ccの血液を含む貯留液を穿刺吸引しました。

ただ、実際には貯留液は血液成分をわずかに含む半透明の液体のこともあり、外的刺激による出血だけが原因ではなく、その発生に免疫などが絡んでいると予想されています。そこで、ステロイド剤を局所注入したり、内服させたりすることもあります。
インターフェロンによる治療法も報告されていますが、いずれの治療法も何度か再貯留を繰り返すことがあります。

吸引後、膨らみは消失しました。普段から興奮症で常にハァハァしていることが多いので、ステロイド療法では余計パンティングが強くなることが予想されるため、今回は非ステロイド系消炎鎮痛剤の内服を併用することとしました。

その後、数日おきに再び貯留し吸引処置を繰り返しました。
耳血腫が内科的に治まらない場合には、外科的に耳介皮膚に穴を開けて開放創とし、空所ができないように耳介皮膚と軟骨を縫い合わせる治療法も提案しました。

今回は吸引後に圧迫包帯を追加することとしました。

一週間ほどでゆるんでしまい、巻き直しを行いましたが、貯留量は減少していました。
2回目の圧迫後には貯留は無くなり耳血腫は軽快しました。

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