レオどうぶつ病院 診療日記

2018年10月23日 火曜日

今週のニューフェイス 3週齢の子猫 ロビンちゃん       レオどうぶつ病院 青葉区 鴨志田町 たちばな台 みたけ台 


ロビンちゃんは、まだ生まれて3週間。
体重は380g。
昨日、親猫と兄弟猫の元からやってきました。

健康状態は良好。
乳歯が生え始めて、そろそろ離乳期ですが、
哺乳瓶からはミルクを上手く飲めません。
小さなシリンジからお水を与えてみると上手に飲めました。
自分で食べ出すまでしばらくは目が離せませんが、がんばって哺乳してくださいね!
ワクチン接種に来院するころには大きくなってるかな?

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2018年10月16日 火曜日

急に頭を振り耳を気にし始めたトイプードルの耳道内異物     レオどうぶつ病院 青葉区 若草台 たちばな台 みたけ台


7歳のトイプードルが散歩後より急に頭を振って、右耳を気にしていると来院しました。

外見上は耳介部に異常はありません。
耳鏡で中をのぞいてみました。

右耳道内には何やら綿毛の様な異物が見えます。
鉗子を使い、慎重に異物を摘出しました。

ノギの様な植物の種子が出て来ました。
垂れ耳の犬種でも入り込むことがあるのですね。
これで気にならなくなるはずです。

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2018年10月13日 土曜日

15歳のお誕生日健診 くまちゃん   レオどうぶつ病院    血液検査 レントゲン検査 エコー検査 尿検査 糞便検査


15歳になるくまちゃん。今日はお誕生日の健診を行いました。

体表部にある軟性の腫瘤は、大きさを経過観察中です。

運動量も減って、爪が伸びていましたのでカットしました。
左前肢の狼爪は一回転して皮膚に突き刺さる寸前でした。
特に狼爪は見落としがちなので注意が必要です。

レントゲンやエコーの画像検査、尿検査、糞便検査では大きな異常は認められませんでした。
15歳にしては優秀!
血液検査の結果は後日となります。

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2018年10月11日 木曜日

内科療法が奏功した胆管肝炎の犬の2例  レオどうぶつ病院   青葉区 たちばな台 みたけ台 桜台 桂台


血液検査で肝臓の数値が上昇した場合、レントゲンやエコーなど画像検査で肝臓に変化がないか確認しますが、画像上は明らかな異常を認めないことがあります。甲状腺機能低下症などの基礎疾患も認めず、利胆剤や肝保護剤などお薬の投与でも改善しなかった2例を紹介します。

症例① ジャックラッセルテリア 10歳齢 雄。

健康診断に来院し、血液検査にて肝臓パネルの軽度上昇を認めました。
元気や食欲もあり一般状態は良好です。
一年後の健診では、徐々に肝臓の数値は上昇してきました。
X線検査では肝臓の軽度腫大を認めました。

超音波検査では胆嚢内にわずかな胆泥を認めるものの、肝実質には明らかな異常は認めませんでした。

その後、肝臓のサプリメントや食事療法を行い、半年後に再検査を行いました。
肝臓のパネルは更に上昇し、アルブミンの低下から肝機能の低下も予測されたため、2次診療施設を受診し腹腔鏡下での肝生検を行い、病理組織検査により胆管肝炎と診断されました。
ステロイド剤、利胆剤の治療を開始し、肝臓のパネルは徐々に改善しました。

治療開始から4ヶ月現在、ステロイド剤を漸減しながらも経過は良好です。

症例② 柴犬 10歳齢 雄。


元気、食欲の低下で来院し、血液検査にて肝臓パネルの異常値を認めました。
X線検査では肝臓の軽度腫大を認めました。

超音波検査では胆嚢壁の肥厚を認め、胆嚢炎を疑いました。

食欲低下のため、自宅での薬の服用は困難であり、通院と自宅での皮下点滴治療を開始しました。
その後も食欲はなく、肝臓のパネルも上昇傾向であったため、2次診療施設を受診し腹腔鏡下での肝生検を行い、病理組織検査により胆管肝炎と診断されました。
ステロイド剤、利胆剤の治療には反応せず、肝臓のパネルは更に上昇したため免疫抑制剤の追加投与を開始しました。
その後、食欲は改善し、肝臓のパネルも改善傾向となりましたが、下痢が続きました。
ステロイド剤と免疫抑制剤を徐々に減らしながらも少しずつ肝臓の数値は下がってきました。

治療開始から4ヶ月。下痢も改善して減少していた体重も戻りました。以前の様にドライフードも食べる様になりました。
血液検査の肝臓パネルも改善傾向で、ステロイドを休薬し免疫抑制剤も減薬中です。

一般にステロイドを投与すると肝臓の値は上がりますので、肝臓の病気にステロイドをすぐに使うことはありません。
しかしながら肝臓の病態が免疫の絡んだ炎症だった場合には、ステロイドの投与で改善してくることがあります。
免疫の絡んだ疾患の場合はステロイドや免疫抑制剤を使った長期の治療となることが多いので、リスクを伴いますが、肝生検により確定診断がつけると治療方針が立てやすくなります。

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2018年10月 6日 土曜日

脱腸が認められたチワワの鼠径ヘルニア整復


10歳齢、雌のチワワ。以前より右内股が腫脹しており、治療も兼ねて7歳時に避妊手術を行ったが腫れは引かず、最近になって急速に増大してきたと来院されました。

右鼠径部にφ9cm大の膨らみを触知し、鼠径ヘルニアを疑いました。
体重は3.1kgで少し太っています。食欲や排便もでており、明らかな消化器症状はありません。

最近になってしこりは雪だるま状に二段に増大したとのことです。
触診するとヘルニアの内容は可動性があり、拡大したヘルニア輪から出入りが可能なようです。

レントゲン検査を行うと、ヘルニア嚢内には腸管が入り込んでいるのが分かりました。
いつ腸閉塞が起こっても不思議でない状態です。
鼠径ヘルニア整復手術を行うことにしました。


膨らみの直上の皮膚を切開すると薄い袋状のヘルニア嚢内に腸管がぎっしり詰まっていました。

慎重に圧迫しながら脱出した腸管を腹腔内に押し戻しました。
腹圧がかかるとすぐに脱出しますので押さえ込みながら拡大したヘルニア輪を縫縮していきました。

腹膜、皮下組織、皮膚と慎重に縫合しましたが、腹圧がかかったときに再脱出することがあります。
手術翌日には術創部に軟性の腫脹を認めました。

術後のレントゲン検査ではヘルニアの再発は認めず、手術から2日後に退院しました。


手術から10日後の抜糸時。術創部の腫脹は消失し、ヘルニアの再発も認めませんでした。
排便も良好で、今まで小さな団子が連結した様な形状だった便が、大きな塊で出る様になったとのことです。

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