レオどうぶつ病院 診療日記

2014年5月30日 金曜日

犬の胃内異物 ひも状異物に要注意

青葉区、レオどうぶつ病院院長の堀川です。

ワンコがひもを飲み込んだとの連絡で、
診療が終了したところでしたがすぐに来てもらいました。

今のところ何も症状はありませんが、
ひもにおもちゃを結びつけて遊んでいるうちに
飲み込んでしまったのは確かなようです。

ひも状異物は腸管を引き裂いて腹膜炎に
なるリスクのある怖い異物なのです。
すぐにお預かりをして催吐処置を行うこととしました。
まずは大好きな缶詰のフードをお腹いっぱい与えて
食べたものとひも状異物が胃の中で混ざったところで
吐かせる処置をしました。

せっかく食べたフードですが、勢いよく吐かせることで
見事ひも状異物も取り出せました。

今回は素早く処置を行えたことも幸いしましたが、
うまく出せない場合や吐かせることでかえって傷つけて
しまいそうな場合には胃切開手術を行います。

投稿者 レオどうぶつ病院

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