レオどうぶつ病院 診療日記

2018年8月 7日 火曜日

レゴを飲み込んだボストンテリアの催吐処置 レオどうぶつ病院  青葉区 桂台 桜台 松風台 もえぎ野


10歳齢のボストンテリア。1時間ほど前にレゴを飲み込んでしまったと電話がありました。

小さなものでしたら通過して便から出せるかもしれません。
飲み込んだものと同じものを持ってきてもらいました。

人形の胴体の部分。幅が2.5cmあります。
吐かせることにして、お預かりしました。

まずは、ふやかしたフードを与えて満腹にします。
胃の中で人形とフードが混ざったところで一気に吐き出させるのです。
左腕の血管から催吐剤を注射すると間もなく吐きました。

吐物の中を探索すると、行方不明になっていた隊員を発見しました。
レゴの隊員は無事、お子さんの手に戻りました。
また食べられない様に要注意です。

愛犬が異物をくわえていた時には、慌てて「あっ、ダメ!」とか言うと犬も取られると思って飲み込みます。
焦っていても、一呼吸置いて大好きなおやつを持ってきましょう。
おやつと交換に異物を口から離すことが多いようです。

投稿者 レオどうぶつ病院

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