レオどうぶつ病院 診療日記
2018年9月 6日 木曜日
太った猫が急に食べなくなったら要注意 肝リピドーシス
猫は環境の変化に敏感です。引っ越しやペットホテルでのお泊まり、家族構成の変化など...。ストレスにより食欲がなくなることがあります。
太っている猫が急に食べなくなったときには注意が必要です。体にたくさん蓄えがあるからと安心してはいけません。
食事をとれない状態が続くと肝リピドーシスを発症します。肝リピドーシスが進行すると黄疸が認められ、数日の経過で命に関わる状態となることがあります。
猫の三臓器炎など原因疾患がある場合にはその病気の治療が必要です。しかし原因のはっきりしない特発性肝リピドーシスが多く、ストレスなどで食欲がなくなることで発症しますので、その治療は食事を食べさせることが重要となります。
自分から食べない場合には液状の流動食をシリンジで給与します。誤嚥させない様に少量ずつ与えるのがコツです。
口からの投与が困難な場合には鼻カテーテルなどでチューブから胃に栄養を送ります。
自分から食べるところまで行ったら一安心です。
太っている猫が急に食べなくなったときには注意が必要です。体にたくさん蓄えがあるからと安心してはいけません。
食事をとれない状態が続くと肝リピドーシスを発症します。肝リピドーシスが進行すると黄疸が認められ、数日の経過で命に関わる状態となることがあります。
猫の三臓器炎など原因疾患がある場合にはその病気の治療が必要です。しかし原因のはっきりしない特発性肝リピドーシスが多く、ストレスなどで食欲がなくなることで発症しますので、その治療は食事を食べさせることが重要となります。
自分から食べない場合には液状の流動食をシリンジで給与します。誤嚥させない様に少量ずつ与えるのがコツです。
口からの投与が困難な場合には鼻カテーテルなどでチューブから胃に栄養を送ります。
自分から食べるところまで行ったら一安心です。
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2018年9月 4日 火曜日
ベジデントフレッシュ取り扱い開始 犬用デンタルガム
当院で1番人気のデンタルガム「ベジタルチュウ」がリニューアル。
より効果的になった「ベジデントフレッシュ」の取り扱いを開始しました。
実際に触れる見本が受付にございます。
診療後のご褒美に、1本からお試しいただけます。
より効果的になった「ベジデントフレッシュ」の取り扱いを開始しました。
実際に触れる見本が受付にございます。
診療後のご褒美に、1本からお試しいただけます。
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2018年9月 1日 土曜日
ペットとの同行避難訓練 鴨志田第一小学校 レオどうぶつ病院 たちばな台 桂台 みたけ台 桜台 松風台
2018年9月1日 鴨志田第一小学校にて地域の防災訓練が行われました。
その中で、今年もペットとの同行避難訓練が行われましたので参加してきました。
鴨志田第一小学校を卒業した鴨志田中学校の生徒たちが運営に参加しています。
まずはテントを組み立てて避難所の設置。
準備が整うと、小学生が順番に見学しに来ます。
中学生のお姉さんたちが小学生たちに、ここでは何をしているのか説明しています。
その後、獣医師として同行避難について詳しい説明をして、子供たちからの質問に答えさせていただきました。
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2018年8月31日 金曜日
猫健診で見つかった高齢猫の甲状腺機能亢進症 内分泌疾患 レオどうぶつ病院 青葉区 たちばな台 桂台 松風台
17歳の猫ちゃん。猫健診に来院しました。
高齢ではありますが、食欲旺盛で元気。夜中に元気に走り回っています。
たくさん食べているのに痩せてきたのが気になります。
以前に比べ、水をよく飲みます。
ここまでのお話で通常の健診内容に甲状腺ホルモン検査の追加をお勧めしました。
体重は2.1kg。2年前には2.65kgありましたが約20%の減少があります。
肥満度の検査では体脂肪率11%。軽度の削痩があります。
高齢猫に多く、痩せてくる疾患に慢性腎臓病や甲状腺機能亢進症があります。
水をたくさん飲むのは腎臓病を疑う症状です。
甲状腺機能亢進症は過剰な甲状腺ホルモンの働きにより代謝が活発となり、一見元気でよく食べるのにどんどん痩せてくるといった症状が出てきます。大きな声で鳴いたり、年齢にそぐわない活発さが認められます。
検査結果から甲状腺機能亢進症と診断しました。慢性の腎臓病も出始めています。
過剰に産生される甲状腺ホルモンの分泌を抑える抗甲状腺薬の投与を開始することとしました。
他にも甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素を制限した食事療法もあります。
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2018年8月 7日 火曜日
レゴを飲み込んだボストンテリアの催吐処置 レオどうぶつ病院 青葉区 桂台 桜台 松風台 もえぎ野
10歳齢のボストンテリア。1時間ほど前にレゴを飲み込んでしまったと電話がありました。
小さなものでしたら通過して便から出せるかもしれません。
飲み込んだものと同じものを持ってきてもらいました。
人形の胴体の部分。幅が2.5cmあります。
吐かせることにして、お預かりしました。
まずは、ふやかしたフードを与えて満腹にします。
胃の中で人形とフードが混ざったところで一気に吐き出させるのです。
左腕の血管から催吐剤を注射すると間もなく吐きました。
吐物の中を探索すると、行方不明になっていた隊員を発見しました。
レゴの隊員は無事、お子さんの手に戻りました。
また食べられない様に要注意です。
愛犬が異物をくわえていた時には、慌てて「あっ、ダメ!」とか言うと犬も取られると思って飲み込みます。
焦っていても、一呼吸置いて大好きなおやつを持ってきましょう。
おやつと交換に異物を口から離すことが多いようです。
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